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食文化の欧米化が進みハイカロリーな外食が目立つ昨今ですが、肥満の対策として最近、日本人にとって馴染みがある和食へ注目が高まっています。
しかしながら和食の調味料に使用される「さしすせそ」には、塩分が多く含まれているイメージがありますよね。
塩分のとりすぎは、ダイエットの大敵である「むくみ」につながります。
この記事では、和食の調理方法から減塩のための3つのポイントをお伝えします。
もくじ
出汁をていねいにとる
和食の基本ともいえるのが出汁です。美味しい出汁をきかせることで、塩分が少ない味付けでも満足感を得ることができます。
昆布やカツオなどのお出汁を取るときは、浄水や煮沸したお水、またはミネラルウォーターを使うようにしましょう。
水道水だと塩素などの風味が苦味などの味覚へつながる場合があります。
こうした雑味になる原因を抜いてあげることで、お出汁の風味がしっかりと立ち、活きます。
同じ理由から、あくもしっかりととりましょう。可能であれば裏ごしをして少し休ませてあげてください。
この手間をかけることで、風味がまろやかになり、しみわたるような美味しいお出汁になります。
忙しいときには「だしパック」が便利です。塩分や化学調味料が無添加のものがおすすめです。
一度冷まして味をなじませる
塩分が高くなりがちな和食ですが、味見の段階で「少し薄い」を基準にしてください。
この少し薄い段階で調理を完成させ、熱いうちにではなく、可能であれば1度冷ましてから再加熱をして召し上がってみてください。
お料理をすると、つい熱いうちに食べたくなりますが、一度冷ます事で味が食材へ入り美味しく仕上がります。
冷蔵庫で冷やしてもかまわないですが、できれば室温で冷ましたほうが風味もくずれずに、おいしくいただけます。
汁物は具だくさんに
味噌汁やお吸い物など、和食には汁物が欠かせませんが、どうしても塩分が多くなってしまいますね。
汁物には、旬の野菜や海藻、豆腐やあげといった豆製品など、たくさんの具材を入れて作るようにしましょう。
すると、塩分の多い汁を飲む量が減りますし、具材に含まれるカリウムが、余分な塩分の排出をたすけてくれます。
まとめ
以上の3つが、和食でも塩分を気にせずにいただけるコツとなります。
よく聞くお話ですが、理由がわかると、理にかなっていると思います。
日本食はきちんと手順を守って手間をかけてあげることで、美味しくヘルシーにいただくことができるんですよ。
バランスの良い和食メニューで、健康的なダイエットを成功させましょう。