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次の元号が令和に決定し、新しい時代が始まるこのタイミングで新紙幣の発行が発表されましたね。

紙幣がすっかり新しくなるのは20年ぶりのことです。長く親しんだ福沢諭吉や野口英世などの肖像も新しい人物に変わります。

新紙幣が発行されるのはいつ?

政府が新しいお札を発行することにしたとのニュース。令和の発表があってから一週間あまりでまた大きな発表でしたね。

昭和生まれで聖徳太子のお札から知っている私には、ちょっと変わるのが早いんじゃないかな~と感じるのですが、日本の紙幣は20年ごとに新しくされるのだそうです。

今使われているお札が発行されたのが平成16年(2004年)なので、今回発表された新紙幣については、また20年後にあたる2024年頃に発行されるのではないかということです。

紙幣が刷新される理由は?

どうして20年という短いとも思えるスパンでお札がすっかり新しくなるのでしょうか?

その理由のひとつは偽造防止です。

日本の紙幣は偽造防止のために高度な技術が使われていると聞きますが、それでも偽造しようとする犯罪者との攻防はいたちごっこなのかもしれませんね。

こうした動きは世界でも見られていて、アメリカやヨーロッパでも紙幣を刷新して偽造防止に力を入れています。

紙幣刷新による株価や経済への影響は?

先日の新元号の発表は、株価にも大きな影響を与えました。お祝いムードの中、日経平均株価はどんどん上がり、「令和」にちなんだ個別銘柄は大人気となっています。

紙幣刷新は経済に直接関わるお金のリニューアルですので、株価にも影響が出るのは当然考えられることです。

お金が変わると、レジやATMなどの紙幣を扱う機械を新しくしたり、様々な変更を加えたりしなければいけなくなります。機械やソフトの会社に注目が集まるかもしれませんね。

また、新紙幣に印刷される肖像に決まった人物についての伝記本や小説が売れたりするでしょうし、出身地にちなんだ観光などの業界にも影響があると思われます。

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新紙幣の肖像画に決まった人物は?

紙幣といえば当たり前のように人物の肖像画が描かれているものですが、実に世界各国のお札の7割に肖像画が採用されているのだそうです。

人の顔というのは少しの違いにも違和感を覚えやすいので、偽札防止のために役立つのだそうですよ。

描かれるのは、その国のなりたちに関わった政治家や、優れた文化をになって尊敬されている人たちの肖像です。

新しい紙幣に描かれることが決まった人物についてご紹介していきますね。

渋沢栄一(1万円札)

日本史上を代表する経済人として何度もお札に載せる肖像の候補になった方みたいですね。ついに念願かなってとういう感じでしょうか?

第一国立銀行や東京証券取引所など多くの企業や一橋大学、東京経済大学などの学校を設立、経営した実業家です。

津田梅子(5000円札)

津田塾大学の前身である女子英学塾を創立した教育者です。

日本で初めてアメリカ留学をした女性ということで、その経験から男尊女卑だった日本のありかたに疑問を持ち、生涯をかけて女性の高等教育に熱心に取り組まれました。

 

ちなみに朝ドラ「梅ちゃん先生」の下村梅子のモデルが津田梅子であるという誤解が広まっているようですが、梅子違いです。大河ドラマなどの脇役で登場することはあったようですが、まだ朝ドラのヒロインのモデルにはなっていないようですね。

私も津田梅子の小説を読んだ覚えがある!と思ったのですが、調べてみたらそれも勘違いで三浦綾子の「われ弱ければ-矢嶋楫子伝」でした。矢島楫子も女子教育に力を尽くされて女子学院を設立された方なので混乱してしまいました。

 

新しい時代にドラマチックな人生を歩まれた方ですので、近々津田梅子をヒロインとしてドラマや映画が作られるかもしれませんね!

北里柴三郎(1000円札)

「近代日本医学の父」「日本の細菌学の父」として知られる人物です。破傷風の研究やペスト菌の発見が有名ですね。

今のお札が細菌学者の野口英世ですので、同じ医学に貢献した偉人ということで覚えやすいですね。

お札の裏のデザインも一新!

肖像画が印刷されるのはお札の表ですが、もちろん裏面のデザインも新しくなります。

まず1万円札は、現在の「宇治平等院の鳳凰堂の鳳凰像」から、東京駅の丸の内駅舎に変わります。ずいぶん雰囲気が違いそうですね。

5000円札は、現在の「尾形光琳作 燕子花図(かきつばたず)」から藤の花の絵柄になるそうです。表が女性の肖像なので、花をモチーフにしたデザインが採用されるのでしょうか。

1000円札には、葛飾北斎の富嶽三十六景の中から「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」が選ばれました。現在が富士山と桜の絵柄で、今度は富士山と海の絵なんですね。

2000円札や500円硬貨は?

今回デザインが一新されると発表されたのは1万円札、5000円札、1000円札の3種類です。その他のお札や硬貨についても触れておきますね。

2000円札はそのまま

今回の紙幣刷新では、新しい2000円札は発行されません。なぜなら流通枚数が少ないためです。

確かに最近あまり見ることのない2000円札ですが、実は沖縄ではよく使われているそうなんですね。

その理由は、2000円札がもともと2000年の沖縄サミットを記念して作られたこともあり、絵柄に沖縄の首里城の守礼門が描かれているからです。

500円硬貨も変わる?

500円玉については、新しい硬貨が発行される予定があります。

やはり偽造を防ぐ目的で、そのための技術が使われた500玉が作られるのだそうです。素材や色などが変わるらしいですね。

おわりに

数年先のことにはなりますが、新しい紙幣が発行されることが発表されました。

平成が令和に変わる今回の改元は、天皇崩御という悲しみの中で行われた前回と違って、とても希望に満ちた明るい出来事です。

このタイミングで行われた紙幣刷新の知らせで、新しい時代への期待がさらに高まるような気がします。

しかし大分出身の私としては、福沢諭吉とさよならするのはちょっとさみしいのも事実です。