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大好きな卯の花が咲き始めました。
かけたわけではありませんが、卯の花(おから)のダイエット効果などについてまとめました。
ちなみに、おからのことを卯の花と呼ぶのは、白い花の姿が似ているからだそうです。
おからの「カラ・空っぽ」という響きをきらったから別名を作ったということらしいですが、卯の花(ウツギ)も漢字で書けば空木で、カラのイメージですけどもね…
卯の花にダイエット効果?
卯の花はカロリーが低いので、ダイエット中の食事に取り入れるなど、安心して食べることができる食品として重宝されています。
カロリーをみてみると、卯の花は100gで約130kcalということになっています。
白米なら100gで約170kcalなので、カロリーは少し低いだけですが、食物繊維が豊富なので、腹持ちが良かったり、血糖値の急上昇を防いだりという効果がみこめます。
また、卯の花にはダイエットに役立つ栄養成分が豊富に含まれています。
食物繊維はもちろん、タンパク質、カルシウム、カリウム。
大豆サポニンやレシチンは、ダイエットサポートのサプリにも使われる成分です。脂肪をつきにくくしてくれる働きがあります。
便秘解消目的には注意も必要
卯の花は食物繊維が豊富なので、便秘解消に有効な食材だと飛びつきがちです。
しかし、卯の花の食物繊維は不溶性食物繊維なので、もともと便秘気味の方は食べ方に注意が必要です。
不溶性食物繊維は便の量を増やす働きがありますが、水分が不足していると大腸内で増えた便が固くなり、余計に便秘を引き起こしてしまうのです。
卯の花を食べる時は水分をいつも以上にとるか、または寒天などの水溶性食物繊維が含まれている食材を一緒に食べると効果的です。
上手に利用すれば、食物繊維や大豆オリゴ糖のはたらきで腸内環境が改善され、デトックス効果を期待できます。
傷みやすい卯の花の保存方法
卯の花は日持ちがしない食材ですが、保存方法を工夫するだけで日持ちさせることができます。
普通に冷蔵庫で保存するだけだと、数日で傷んでしまい、食べ切る前にダメになってしまう可能性があります。
長く保存しておくには、冷凍保存がおすすめです。
味付けをして保存する前にしっかりと水分を飛ばしておくことで、解凍後に美味しく食べることができます。
水分が多いまま冷凍すると、解凍して食べた時にパサパサとしてしまい、食感が悪くなってしまいます。
他の具材と合わせて煮たものを冷凍する場合には、具材を考慮する必要があります。
こんにゃくなど冷凍に向いていない食材は避け、ニンジンやキノコ類など冷凍しても美味しくいただける食材を合わせることをおすすめします。
おからパウダーならもっと手軽に
保存に気を使う卯の花ですが、パウダータイプなら取り扱いが簡単でアレンジの幅も広がります。
ダイエットに良いということでテレビで紹介されたので、商品もいろいろありますよ。
おわりに
おからにはいろいろな呼び方があり、卯の花のほかにも
- きらず
- 大入り
- 雪花菜(せっかさい)
などがあるそうです。
大入りは、やはり縁起をかついで「空」の反対ってことらしいです。するめをあたりめっていうのと同じでしょうか。
義母が「きらず」っていうので、はじめは何のことかわかりませんでした。
包丁を使って切らなくてもいいので「きらず」というそうです。また、雪花菜と書いて「きらず」と読む場合もあるとか。
なかなか奥が深いですね~ 昔から日本人に親しまれてきたのでしょう。
ぜひ使いこなしたい食材です。