毎週かならず購入して食している鶏の胸肉ですが、選び方がわかりました。
小さめで、白い線がみえないもの、です。
なぜかというと…あなたはゴリゴリキシキシするいやーな食感の胸肉に当たったことはありませんか?
私は何度かそういう美味しくない胸肉にあたったことがあり、カットの仕方が違っただろうか、調理法が悪かったんだろうか、と不思議に思っていました。
最近知ったのですが、こういうゴリゴリの固い肉質の胸肉というのは、ウッディブレストという現象で、鶏肉の繊維が硬くなっているのです。
食べたからといって健康に害はないのですが、なんせ食感が悪いので不良品です。でも、これが切り身に加工してからじゃないとわからないらしいんですね。
そして、たぶんまだお肉屋さんもこのことをよく知らないんだと思います。
消費者としてせいぜい気を付けて選ぶしかありません。
ウッディブレストの原因はまだよくわかっていないみたいですが、おそらく品種改良をかさねてきたせいであろう、そして実際に大きくて若くない鶏に多く見られるらしいんですね。
品種改良というのは短い飼育期間で大きくしちゃおうというのが目的で、鶏が急激に大きくなるとき、白い線がしましまに入ってしまうんだそうです。
そういうわけで、ゴリゴリキシキシ固くてまずい胸肉にあたらないようにするには、パックされた肉でも小さめなものを選び、肉に白い線が入っていないか確かめるのがよさそうです。
庶民の味方、ダイエッターの味方、鶏の胸肉。
我が家では夫の朝ご飯の目玉焼きにずっとシャウエッセンを添えていたのですが、なんか体に悪いような気がして、手作りソーセージを作るようになりました。挽き肉に玉ねぎとかハーブとか混ぜてね。
でもそんな面倒くさいことなかなか続きませんで、胸肉をそぎ切りにしてソテーするだけ、ということになりました。
その後、やっぱりカットするより挽き肉を丸めるほうが簡単だとなり、つくねに変更。挽き肉に玉ねぎときのこのみじんぎりを混ぜるだけという簡単なのに激ウマつくね。
それから使い捨てのまな板シートを手に入れ、これならカットするのも簡単じゃんということでやっぱソテー。
みたいな、どんだけ料理きらいなん私(専業主婦)。
万年ダイエッターでもありますから、2ちゃんで鶏ハムが流行った時代から糖質制限ブームでのサラダチキンまでいろんな胸肉料理をしてきました。塩漬けにして寝かせたり、アイラップで低温調理したりね。
今では炊飯器で炊くだけという(2回炊いたらホロホロになる)究極にラクな方法に行き着いております。
さいごにおさらいしますと、鶏の胸肉の選び方は「小さめで、白い線がみえないもの」です。
でも最近は「手前取り」と言われてて、お店に並んだお肉を選ぶのって気が引けるんですよね。週に一度のまとめ買いなので、消費期限が長いものが欲しいのもあるんですが…
今は週一、夫に車を出してもらうんですが、週の半ばにいちど、歩いてスーパーに行くようにしなきゃなーとは考えてます…