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断捨離するといいことがあるって聞くし、家を片付けてスッキリしたいけど、
断捨離して後悔してる人はいないの?
って、気になりますよね。
そこでズバリ、断捨離して後悔した体験を教えてください!っていうアンケート調査をしてみました。
これから数回にわたって、いただいた体験談をまとめてご紹介していきたいと思います。
1回目のこの記事では、服を断捨離して後悔した!というエピソードをお送りします。
服を断捨離して着る服がなくなった、あの服を手放さなければ…と悔やんだ、などリアルなあるある。そして、後悔しないためにはどうしたらいいのか?というところまで、ぜひ参考にしてください。
もくじ
断捨離して後悔?着る服がなくなったなどのリアル体験談
断捨離をして後悔したという体験談を教えてくれたみなさんの中で、洋服を捨ててしまって悔やんだという人の声をご紹介します。
- 服を捨てたあと、どんなふうに後悔したのですか?
- 次は後悔しないために、これからはどうしたいと思いますか?
ということについて、答えていただきました。
(40代)
着なくなってそのままにしていた洋服を捨てました。
年末も近かったので、洋服を断捨離しようと思い立ち、溜め込んでいた洋服を片っ端から片付けました。
ゴミ袋にして7袋です!
ごみの日に持っていき、スッキリしたと思った次の日に、お出掛けする用事があったんですが、来ていく服がなくて買いに行くという本末転倒なことがありました。
捨てるには勢いも必要ですが、吟味も大切です。
(40代)
カシミアのコート、シャネルのブランドバッグの布袋を…
カシミアコートはサイズが合わないため捨てましたが、その後に痩せてしまいたぶんその服は着れたと思います。
飽きのこないデザインだったので捨てなければよかったです。
シャネルのバッグについていた収納用の布袋は、質屋さんに売りに行く際にあるだけで高値になると聞き、捨ててしまった事に後悔しました。
最初から無駄なものを購入しないようにすれば、捨てて後悔する事もそもそもなくなると思います。
また、どうしても捨てる時は本当に古くなって使えない、壊れているものなどにすれば後悔はないと思います。
(29歳)
コート、スカート、カバンを捨てて後悔しました。
何年も着ていなかったので、状態も良かったし知っている人にあげました。
タンスの肥やしになっているより、欲しがっている人にあげた方が服も喜ぶだろうと思って、タンスやクローゼットの中を整理しました。
でも、洋服を買いに行ったときに、「この前あげてしまったスカートにぴったりだっかも」とか「あのコートならこのワンピースに合ったのに」とか思うことが多々ありました。
新しく服を買うときに持っていた服を思い出して、手放さなかったら…と後悔することがよくありました。
実際に使っているかどうかだけでなくて、日頃から自分が何を持っているのかをしっかり把握することです。
きっと断捨離しようとしたときに、何をどれだけ持っているのかを改めて知ることになるので、一気にするのではなく、迷うのならば少し保留にする期間を設けても良いのかも知れません。

(36歳)
洋服、スーツなどのブランド衣類を断捨離したのですが…
後悔したのは高かった洋服です。
結婚前は標準的な体型でしたが、結婚後、一年で10kgほど増えました。そのとき、着れない服やスーツを捨てたのですが、捨てて間も無く体型が戻り、買い直すハメになりました。
これからは、体型が変わっても高いものは捨てずにとっておきます。
(20代後半)
あまり着ていないと思った洋服を売りに出しました。
洋服は季節ものなので、夏服を冬に、冬服を夏に売るようにしているのですが、次の季節が来た時に売ってしまったかどうかを忘れてしまい、クローゼットの中をごちゃごちゃにしたあとに売ったと認識し、後悔しました。
また、売った後にブームが再到来してしまうことがありました。
洋服は、捨てる前にコーディネートをもう一度考えたり、雑誌を読み返すようにしました。
着ないと思っても、もう一度着てみて確認するようにしました。
服を断捨離するときに後悔しない方法は?
洋服を断捨離して後悔したというみなさんの体験談を読んで、逆にこれからどう気をつければ後悔しないですむのか?ということも見えてきたのではないかと思います。
- 勢いで捨ててしまわず、よく吟味するようにしよう。
- 最初から要らないものは買わず、古くなったり壊れたりするまで大事にしよう。
- 自分が何をどれだけ持っているのかを日頃から把握しておこう。
- 体型が変わってもまた着たいものはすぐに捨てないようにしよう。
- 捨てる前にもう一度コーディネイトを考えてみよう。
それぞれのみなさんに、このような気付きがありましたね。
クローゼットの断捨離は、断捨離の中でも難しい部類ですよね。季節ごとやシーンごとに、アイテムがとても多いですからね。
服の断捨離については、誰もが失敗したり後悔したりするものだと思うのです。
私は、みなさんが後悔したという体験のあと、次はこうしよう、と今後の方針を決めていらっしゃることで、断捨離が無駄にはなっていないと感じました。
断捨離を通して自分に向き合い、服とどのように付き合っていこうか?と考える機会になったからです。
また、後悔したとおっしゃっていますが、服を捨てたことはそれほどの損失ではないかもしれません。
捨てたことを後悔した理由が、「あの服があったら、また着たかもしれない」というものが多かったからです。
- 体型が変わったので捨てたけれどまた戻った
- 流行がまた巡ってきた
- 新しく買った服になら合わせられたかも
など理由はいろいろですが、手元にあったら着ることができたのに、と思っています。
でも、クローゼットの収納には限りがあるので、たくさん残しておいてもごちゃごちゃしてしまって、すべてを把握しきれずに着るのを忘れてしまうかもしれません。
体型が戻るまで、流行が巡るまで、新しい服を買うシーズンまで、時間がたつことで好みが変わるかもしれません。
一度捨てようと思った服ですから、たぶん、二度とは着なかったと思うんですよね。
クローゼットがすっきりして手持ちの服を活かすことができたり、新しい服を買うことで気分が良かったりと、服を断捨離したことによるメリットのほうが大きかったのではないでしょうか?
おわりに
服を断捨離して後悔した、という体験談をご紹介しました。
リアルな声なので、ご自分に当てはめて考えてみたり、服を捨てるときの参考になったりもしたのではないでしょうか?
断捨離とは、むやみになんでもかんでも捨ててしまえということではありません。
でも、そう勘違いしてあれこれ捨ててしまった!という経験も無駄にはならないと思っています。
断捨離によって自分と向き合い、気付きがあったのは良いことだし、クローゼットがスッキリしたことでこれからもっと良い洋服との付き合い方ができるようになるのではないかなと感じました。