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断捨離ブログといえば、あの話題はかかせないですよね。
そうです、「ファンデーションは使ってません!」的なやつ。あ、水切りカゴでした。
洗った食器を乾かす、または一時置きするための水切りカゴですが、最近ではキッチンをすっきりさせるために、あえて置かないという家庭が増えたようですね。
よそのお宅にお邪魔することがないので、ブログなどでしか知りませんけども、ここ数年のうちに全国でどれだけの水切りカゴが断捨離されたかと思うと…ちょっと切ない気もします。
我が家でも、今のアパートに引っ越してきたときから、水切りカゴは使っていません。
この記事では、カゴなしでどのように食器を片付けているのか、私のやっている方法をご紹介しますね。
食器洗い後の水切りについて、以前はどうしていたかってことまで思い出していたら、なんだか懐かしくなってしまいましたので、そんなことも書いてみますね。
水切りカゴを無くすまではどうしていたか
そもそもですが、水切りカゴって、あって当たり前のものでしたか?
子供の頃の風景
子供の頃のことを思い出してみますと、ある光景が浮かんできました。
取っ手のついた長方形の大きな配膳盆に洗った食器が重ねて置かれ、手ぬぐいみたいな布巾が被せられて、いつもごはんを食べている座卓の上にどーんと乗っています。
母が洗ったので、あとは子が拭いて食器棚にしまえ。というわけです。
食器の水は下の器に、また下の器に、と移していき、最後はそれを流しに捨てに行っていたような覚えがあります。それともツルツルした黒いお盆に水がたっぷり貯まったのかなぁ。

新婚時代の風景
私の新婚時代といえば1990年代です。一回目のときのことですけどね。
その頃は、キッチンドライヤーという電化製品がけっこう使われていたような気がします。うちにもあったし、お友達の家にもありました。このお友達も新婚さんでしたけど、キッチンドライヤーが2段式になってるのがちょっとうらやましかった思い出。
食洗機なんて聞いたこともなかった時代です(お金持ちや外国では使っていたかもしれませんけど)。せっせと手洗いした食器をキッチンドライヤーという、つまり電気じかけの水切りかごに並べ、フタをして温風で乾かすわけです。
まな板が入る引き出しとかもついていて、大きなものだったなぁ。
そして、これまた大きな食器棚に食器をしまっていたなぁ。
1Kアパートの風景
独身に戻って暮らし始めた小さなアパートのキッチン、それとも玄関? シンクと一口コンロ。調理台なんてありません~
食器の水切りは、100円ショップのシンクに渡すタイプ。食器棚も兼ねていました。
はじめは狭くてもモノがないのでスッキリ暮らしていたけど、すのこラック(手作り)やらスチールラックやら持ち込んでは物を増やし、とうとう水切りカゴも登場。
食器も二人分になりまして、水切りカゴに入れて、例えば調理中などは邪魔なのでうしろの棚に移動していました。入れっぱなしで自然乾燥でしたね。
我が家の水切り事情 スポンジワイプ(大)がお気に入り
今のアパート(念願の2DK)に引っ越したときは私も夢と希望に溢れていて、水切りカゴを使わないという最先端のハウスキーピングも試してみたくてウズウズしていました。
実は、アパートで使っていた水切りカゴの底がすぐにぬるぬるになったり、網に黒カビが付いたりするのが本当にイヤだったんです。
そこで、カゴの代わりにスポンジワイプというセルロースのふきんを敷いて使うことにして、すぐにふきんで拭いてしまうという段取りに決めました。
やっぱり水切りカゴ欲しいような気もする…
ところが、もともとマメじゃない私のことですので、すぐに拭いてしまうということができなくて、スポンジワイプでさえなんとなくヌメってくるというか、ああ本当にごめんなさい!



スポンジワイプの管理ができなくて水切りカゴの管理ができるかって話ですよね~
ていうか、なんか敷かなきゃダメなの?
最近は、ドライイングマットとかいって専用のマットなども売られていますけど、そもそも何か敷かなくちゃいけないの?
清潔なステンレストップなら直接置いたっていいんじゃ?
台が濡れたって台ふきんで拭けばいいじゃない?
なんてことを考えて直接食器を置いてみたこともありました。
やってみるとそうですね、
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・クッションがないので食器が割れそうでこわい
・お皿を立てて並べたりできないので少ししか置けない
・水切れが悪いので、ふきんがすぐにビショビショになる
といったデメリットがあることがわかりました。
程よいクッション性があって、水の吸い込みがよく、すぐに乾くスポンジワイプは最高です。ちなみに大きめのサイズがお気に入りです。
使うたびにすすいで絞って干しておけばOKです。たまに洗濯機で洗って日光消毒。
とりあえず、食器を一晩置きっぱなしにしたくらいでヌメったりはしませんから。

真似していいよ!ぶら下げ法
というわけで、スポンジワイプ(大)を使うことに落ち着いた我が家の水切り事情。
最近は、いわゆる水切棚も水切りに利用するようになりました。
水切棚用のフックを付けて、お玉やカップ、鍋、鍋の蓋など、吊るせるものは吊るして乾かしています。水切れ最高です。
このフックは、100円ショップのものですが、逆さに使うこともできるので、スポンジワイプを干すのにも使っていますよ。
マグは出しっぱなし
アパートなどにもともと付いている水切棚って、そもそも何に使うのが正しいのでしょうか?鍋とかボウルとかの置き場にしたら便利そうですよね。
うちでは、湯沸かしポット置き場にしています。すぐに水を入れられるし、ライトに電源が付いているのでとても使い勝手がいいんです。
その横には、マグカップと夫のグラスを置きっぱなしにしています。
ふきんを敷いていて、洗ったらここで乾かします。ここは宙に浮いているので、スポンジワイプよりも薄いふきんのほうが乾きが早い気がします。
まな板やハサミなどもぶら下げていますけど、これは洗ったままではなく拭いてから戻していますよ。
追記:マグカップについては新しい記事に書きました。
こんなにたっぷり洗っても大丈夫
吊るし作戦のおかげで、こんなにたくさんの食器を一度に洗うことができます。
さいごに
たかが水切り、されど水切りって感じで、語ろうと思えば語れるものですね~。
それぞれのお宅にそれぞれのやり方があるというところに、家事の奥深さを垣間見ることができるような気がします。
さて、明日はいよいよ断捨離をやってみようと思います。
