- 投稿 更新
- (前に書いてた記事)
ダイエット目的で「あすけん」で食べたものを記録して、アドバイスをもらっていました。
すると、毎日の食事からとれる栄養素のうち、鉄分が不足しているということがわかりました。
そういえば、生理前後の頭痛とか、やたらアイスバー(あずきの固いやつ)が食べたかったりとか、もしかして貧血気味なのかもしれない…と思い当たることが。
とはいえレバーは嫌いで食べない、最近のひじきには鉄分が少ないらしいし、食事から十分な鉄分をとるのって難しいんですよね。
でも病院に行くほどでもないし、鉄剤を飲むのもなぁ…と考えているうちに思いついたのが「鉄玉子」。
ひじきに鉄分が多いといわれていたのは実は加工するときに鉄釜を使っていたから…という話を思い出し、だったら家でお湯を沸かすときに鉄玉子を使って鉄分補給をしよう!
そこで、鉄玉子の効果と口コミについて調べてみました。
そして実際に購入したのが、鉄玉子ではなくて「鉄野菜」。鉄玉子って、玉子のほかにもいろんな形があって、使いやすさにも違いがあるんですよ。
なすやきゅうりなどもあったのですが、私は可愛い鉄人参を選んで、毎日愛用するようになりました。記事の後半で使っているようすをレポートしますね。
鉄玉子ってどんな効果があるの?
まず、肝心の鉄玉子を使った場合の効果についてまとめてみますね。
鉄玉子を入れてお湯を沸かすと、二価鉄という体に吸収しやすいタイプの鉄が溶け出します(食品の鉄は三価鉄)。
私の鉄野菜についていた説明書によると、水道水1リットルに鉄野菜1個をいれて沸騰させると約0.5mgの鉄分が溶出するそうです。
このお湯で100mlのお茶を1日3回飲んだ場合、とれる鉄分は0.15mg。成人女性に必要な鉄分の量は12mgなので、そのうち1.25%がとれることになります。
つまり、たいした量ではないですね。鉄ウエハースなら3枚で7.5mgとれるもんねぇ…
とはいえ、毎日お茶や味噌汁など必ず口にするもので少しずつでも吸収しやすい鉄をとることができるのは魅力。鉄玉子は食べたら終わりじゃなく半永久的に使えますしね。
私は鉄のお湯でなたまめ茶を作って1日800mlは飲んでいるので、それだけで0.4mgはとれるというわけです。
それに、鉄玉子の使い方やはたらきはほかにもあるんです。
- 漬物(特にぬか漬けのナス)の色をきれいに出す
- 煮物(特に黒豆)の色をきれいに出す
- アサリやシジミなど貝類の砂出し
- 水道水のニオイ消し
- 花瓶の水を長持ちさせる
水がまろやかになるので、お茶やコーヒーをいれると美味しくなるし、お酒を割るのにもおすすめです。
鉄玉子を使っている人の口コミをチェック!
それでは、実際に鉄玉子を購入して使っている人たちの口コミをみていきましょう。鉄玉子といってもいろんな形があるので、いくつかご紹介しますね。
オーソドックスな鉄玉子の口コミ
- 病院で貧血(フェリチン値が低い)がわかり、鉄玉子をすすめられて使い始めました。
- 鉄玉子を使うと、味がイマイチだったコーヒー豆でもなんとなく美味しく感じました。
- 手軽に鉄分補給したくて味噌汁に使ってみました。鉄の味やニオイはぜんぜん気になりません。
- 続けやすそうです。貧血で悩んでいる友達にもプレゼントしました。
- 小ぶりなわりに重さがあり、やかんの中でゴロゴロ転がるし取り出すときに注意が必要。
口コミを見ると、テレビで紹介されるのを見て使い始めたと言う人が多かったです。昔ながらの生活の知恵的なもので、親に教わったり病院ですすめられたという人もいました。
鉄玉子といえば玉子の形なのは当然ですが、やかんの中で転がるという口コミのとおり、座りが悪いのが難点。そこで、薄いタイプも登場しています。
転がらない鉄玉子(薄型)の口コミ
- 薄くて可愛く使いやすいです。お白湯だけでなくご飯を炊くときや味噌汁にも利用しています。
- 使い始めてから2ヶ月がたちました。イライラや気持ちの落ち込みが減ったと感じています。
- 毎日のように立ちくらみがありましたが鉄玉子の白湯を飲んだ日は大丈夫になりました。
取り出しやすい紐付き鉄玉子の口コミ
鉄玉子は小さいものですが、鉄ですからけっこうズシッと重さを感じるんですよね。やかんや鍋に当たるとガツンと音もします。
また、サビさせないためにはお湯が湧いているうちに取り出すのがよいので、取り出しやすさも大事なんです。そこで人気なのが紐付きタイプです。
- 本体が熱くなりますがひもに引っ掛けて取り出せるので便利です。
- 形も可愛いですが、熱いうちに取り出すので紐付きをチョイスして正解でした。
- 麦茶を作るときに使って疲れにくくなった。サプリのように後々お金がかからないのがよい。
可愛いキャラクターの鉄玉子の口コミ
紐付きの鯛も可愛いですが、可愛さを求めるなら、実はいろいろなキャラクターものの鉄玉子が出ているのでチェックしてみるといいですよ。
女の子は鉄分を補給する習慣を付けておくといいので、お気に入りのキャラクター鉄玉子を使うようすると続けやすいですね。
- 鉄玉子は玉子型と思っていましたが可愛いキティちゃんを見つけてうれしかった。
- 血液検査で数値がだんだん良くなってきています。たいへん重宝しています。
- こんなに可愛い鉄玉子があるなんてびっくりしました。ずっと愛用します。
【レビュー】鉄野菜(人参)を使ってみた!
いろいろな鉄玉子があることにびっくりもしましたが、いろいろ悩んで私が購入したのは、野菜の形をしたザ・鉄野菜シリーズの人参です。
私が鉄人参を選んだ理由ですが、最近ぬか漬けを始めたので、ぬか漬けにも使いたくて(まだ使っていませんが)野菜の形だと可愛いかなぁ~と思ったからです。
鉄野菜のラインナップにはなすびやきゅうりもあってどれも可愛いのですが、よく形を見ると人参には「くびれ」があるので、ここにタコ糸を巻いて紐付きにできるかな?と考えて人参にしたんですね。
で、実際に買ってみると、このくびれ部分、紐を付ける必要もなく、なんと箸でつかめます。
それでは、私の毎日の使い方を写真付きで説明していきましょう。
小さな箱に、説明書と一緒に入っていました。大きさは9cm、小さいけれど重量感があります。
ちなみに鉄人参の裏はこんなふうに平らになっているのでゴロゴロ転がったりしませんよ。
私はやかんでなく、お鍋で沸かしています。お鍋のほうが洗いやすいからです。
この柳宗理の片手鍋だったら、お湯を注ぐときにまったく垂れないのでとても使いやすいんです。
だいたい1.3リットルくらいの水に鉄人参を1個入れて沸かしています。
沸騰したら、菜箸で人参のくびれをつかんで取り出します。普通の箸でもOKでしたよ。
取り出した鉄玉子の置き場所ですが、コンロ横の棚のところにビタン!と貼り付けます。
こんなふうに、磁石を付けているんです。100均の何かから取り出して残しておいたけっこう強力な磁石ですが、思わぬところでめっちゃ役立つことになりました。
菜箸ではさんだ鉄人参を磁石の近くに持っていくと、勢いよく吸い付いてくれるんです。熱々の状態のためすぐに水分が蒸発してしまいますので、布巾などで拭く必要もありません。
鉄玉子のお手入れとしては、やはり水分が残っていると錆びますので(錆びても使えますが)、すぐに布巾で拭くことが大事です。ジップロックで密封するとか冷蔵庫で保管するという人もいます。
でも、私の場合、勝手に乾くのでこのまま収納でラクチンです。しかも目に入るたびに可愛いです。
鉄玉子をゆで玉子ホルダーに収納するというのも可愛いなぁと思っていましたが、磁石方式がだんぜん良いです。
沸かしたお湯は、耐熱ポットに注いでなたまめ茶を抽出します。お鍋は汚れないので、やっぱり引っ掛けておくだけですぐに乾きます。
なたまめ茶についてはこちらの記事に書いています。
お茶用のお湯が余ったらマグカップに注いでお白湯として飲みますが、なんとなく薄茶色でトロッとしているみたいに感じます。味は普通と変わりません。
こんなふうに、毎日鉄人参のお湯でお茶にして飲んでいます。簡単だから続けやすいです。
血液検査をしたわけではないですが、なんとなく調子がいいような気もします。アイスは我慢できてますよ!
以上、鉄玉子のご紹介と、鉄人参のレビューでした!