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数年前に挑戦して挫折した「ぬか漬け」にリトライしていますが、絶好調です。
ぬか床はすでに出来上がっている市販の「みたけの発酵ぬかどこ」を使って失敗なし、アイラップ(ポリ袋)をうまく使って手軽に継続しています。
はじめて漬けたナスはちょっと辛くなっちゃったけど、続いて漬けているきゅうりや大根は本当に美味しくできています。
ぬか漬けは体に良い野菜&発酵食品が手軽に食べられるすぐれもの。夫はさっそくお腹の調子が良くなったみたいだし、今度こそは長~く続けていきたいなと思っています。
ぬか漬け初心者におすすめ みたけ(or 無印)の発酵ぬかどこ
私が使っているのは、自分で米糠からこしらえたぬか床ではなく、みたけ食品工業から発売されている「発酵ぬかどこ」です。
みたけの発酵ぬかどこは、くず野菜の捨て漬けなどが不要ですぐに使え、昆布や唐辛子で味も整えられた「ぬか床」として出来上がっている商品。なんなら包装の袋のまま漬けられるので容器も要りません。
選ばれた乳酸菌で発酵させてあるので、毎日必要だった「かき混ぜ」の手間が1週間に1度でもOKという、冷蔵庫に入れておいて好きな野菜を突っ込むだけでぬか漬けになっちゃうという、簡単すぎるぬか床なんです。
いま話題の無印良品のぬか床と同じものみたいですよ。
はじめに大きな袋(1kg)を購入して、そのまま袋の中に野菜を埋めて使ってもいいですが、私はエンバランス容器に中身を移して使っています。
エンバランスは新鮮さを保持するパワーがある容器で、食品保存以外にも味噌や漬物などの発酵食品を作るのにぴったりなんです。
発酵ぬか床(1kg)が、エンバランスの2100mlの角型容器にちょうどいい感じに入りました。
何度も漬けていくうちに嵩が減ってきたり味が薄くなってきたら、補充用(250g)を足せばOKなんですよ。
簡単ぬか漬けライフ!アイラップでさらに手軽に
みたけの発酵ぬか床を使えば簡単に始められるぬか漬けライフですが、もっと手抜きで続けやすくするために便利なのがアイラップです。
私のぬか漬けにおけるアイラップの使い方をご紹介しますね。
かき混ぜるときの手袋代わりに
ぬか漬けの手入れは同じ人が一人で担当しなければいけないとかいいますが、それは手についている常在菌にも大事な役割があるから…。
な~んて本格的なことは考えなくていいお手軽ぬか漬けライフなので、手を汚したくないときは手袋代わりにアイラップをかませて混ぜ混ぜします。
漬かった野菜を取り出すときも、アイラップでつかんでひっくり返す感じです。
漬かり上がったぬか漬けの保存に
前に挫折したときは、野菜を漬けたままにしすぎて辛くなってしまったり、次々と何かを漬けなくちゃと思い込んでたくさん作りすぎて飽きちゃったりという感じで、毎日のぬか漬けが苦になってしまったんですね。
そこで今回は、すぐに食べなくても漬かった時点で取り出して、アイラップに入れて冷蔵庫で保存し、好きなときに切って食べるということにしています。2~3日は美味しいですよ。
それに、毎日お手入れが必要なわけではないので、何も漬けていない状態のぬか床を冷蔵庫に放置していることもあります。
小分けして漬けたいときに
上の写真は、右が漬かり上がってアイラップで保存するきゅうりと大根、左は、小分けにして漬けている長芋です。
長芋やオクラなどぬるぬるが出る野菜や、水分が多いトマト、野菜と一緒にしたくないお肉などは、アイラップに少しのぬか床を分けとってからそれだけを漬けるとよいです。
簡単ぬか漬けのいいところ
ぬか漬けってけっこういろいろなものを漬けることができますが、全部が美味しくできるとは限りません。
はじめに漬けたナスは辛すぎたし、なすのぬか漬け自体がそれほど好みではなかったのでもう漬けないかな~と思います。
ピーマンもイマイチでした。なすもピーマンも、味噌炒めやラタトゥイユにしたほうが美味しいのでわざわざ漬物にして食べる必要はないわけです。
ゆで卵もはっきりいって美味しくなかったです。なんか珍味って感じで、好きな人は好きなんだと思いますが…
こうやっていろいろ実験みたいに楽しく作れるところがぬか漬けのいいところだと思います。
もちろん米糠から作ればもっと奥深く面白いものなのでしょうけどそこまではできないという、ずぼらでも楽しめるのがみたけの発酵ぬか床です。
ぬか漬けには植物性乳酸菌が生きているので、免疫力を上げるための腸活にも役立つ食べ物です。塩味だけでなくぬか漬け独特の旨味や酸味を感じると、体にいいものを食べているなぁ~という気分になりますね。
野菜を使った小鉢が一品、簡単に用意できるというところもポイントです。なによりうちの夫が気に入ってよろこんで食べてくれるのですごく助かります。
ちなみに美味しくできるのはやっぱりきゅうりと大根。あと人参が漬けやすいです。次はカブを漬けたいなと思っています。水抜きを兼ねて、干し大根にもチャレンジする予定です。